予防処置について
生涯お口の健康を守るには
予防が大切！
治療を行っても、むし歯や歯周病がすぐに再発してしまっては治療の意味がありません。治療後の再発を防ぎ、健康な状態をいかに長く維持するかが大切になります。自分の歯がいつまでも健康な状態を保てるよう、日頃からケアをしっかり行いましょう。
- むし歯を予防したい
- 歯がザラザラする
- 歯石を取り除きたい
- 歯の強度を保ちたい
- 口臭が気になる
- 歯のクリーニングがしたい
当院の予防処置
専属の歯科衛生士が担当することで
細かい相談・早めの対応を実現
患者さんのご希望により、お一人につき専属の歯科衛生士が1名担当いたします。 担当制によって、より細かくお口の健康状態の変化や状況に対応でき、より効果的な治療を早い段階でご提供できるようになります。担当のスタッフが不在の時は臨時のスタッフが担当いたしますが、スタッフ全員が、常に責任をもって患者さんに対応できるよう診療の質にこだわって運営していますので、ご安心ください。
治療内容
スタッフ全員が患者さんの生活習慣に合わせて適切な予防ケアや歯みがき指導、食生活についての的確なアドバイスなどを行います。生涯にわたってお口の中の健康を維持できるように、定期的にチェックしながら、サポートいたします。
専用器具を用いて歯石を除去します。歯石を落とすことで、むし歯になりにくい口内環境を目指せるようになります。
自宅ケアでは落としきれない汚れや歯垢を、専用器具を用いて除去し、歯の表面をきれいにします。
歯みがきの正しいやり方を指導いたします。また、歯ブラシや歯みがき剤の選び方、デンタルフロスや歯間ブラシの活用法もご説明いたします。
日々のブラッシングは歯の健康を保つためには欠かせません。当院では、毎日の歯みがきで汚れを自宅で落としきれるよう、丁寧なブラッシング指導だけでなく、食習慣の改善についてもアドバイスを差し上げます。歯科医院でのプロフェッショナルケアとセルフケアを上手に組み合わせて、歯科疾患に向けた予防習慣を定着させましょう。
歯と歯ぐきの間は、みがき残しが多くなるので注意が必要です。日々のケアはむし歯予防においてとても大切なことなので、しっかり行いましょう。
歯ブラシだけでは届きにくい歯の隙間汚れを、歯間ブラシなどの補助的用具を使って取り除き、歯石の形成を防ぎます。
日ごろの食生活や生活習慣もむし歯や歯周病に影響を与えます。バランスの良い食事をよく噛んで食べることが大切です。
医療先進国との比較
歯科先進国と呼ばれるスウェーデンでは、歯科疾患を予防するために歯科医院で定期的に診療を受けることが国民の中で浸透しています。そのためスウェーデンでは、80歳のかたの約7割が20本以上の歯を残していることがわかっています。予防意識が低い日本に比べると、この残存歯数の差は歴然です。今からでも間に合いますので、しっかりと予防処置を行い、ご自身の歯の健康を保ちましょう。
定期検診について
歯にも定期検診が必要です
歯や歯肉は、むし歯や歯周病の治療を繰り返すことで、少しずつダメージが蓄積されていきます。歯科医院で定期的に口腔内をチェックすることで、小さな症状も早期発見・治療が可能になり、症状の進行を防ぐこともできます。また、症状が繰り返されると治療に費やす期間は長くなり、身体への負担だけでなく費用も大きくなりがちです。日頃からきちんと予防することで医療費の節約にもつながります。
マタニティ診療について
これから産まれてくる家族のために
定期的な検診を行いませんか？
妊娠中はむし歯・歯周病のリスクが増加するといわれています。ホルモンバランスの変化による原因が大きいですが、特に妊娠を維持するためのホルモンである「エストロゲン」が、一部の歯周病菌の増加を促すことで知られています。また、歯周病になると、陣痛を誘引する物質（プロスタグラジン）の生産が促進されやすくなり、早産や低体重児の出産につながります。定期的な検診や診療でお口周りのトラブルを早期発見することで、これから産まれてくる大切なご家族を守ることにつながります。
当院の妊産婦歯科検診では先に問診に回答していただいた後むし歯・歯周病を重点的にチェックします。レントゲン撮影はしませんので、ご安心ください。
- 歯が痛い
- 口臭がひどくなってきた
- 妊婦用の検診を受けたい
- 甘いものを食べるとしみる
- 歯周病が悪化した
- つわりで歯みがきができない
「妊産婦歯科健康診査」の
指定医療機関です。
妊産婦歯科健康診査とは、妊娠中の方を対象とした歯科検診です。主に口腔内の診査、保健指導、歯面の清掃などを行います。
受診券と健康保険証をお持ちいただければ無料で受診できますので、まずはお気軽にお問い合わせください。
妊娠中に起きやすい
トラブルについて
よくあるご質問
妊娠中に薬を飲んでも大丈夫でしょうか？
妊娠中のお薬の服用は、基本的に控えていただきます。
お母さんの体調やご要望に合わせて、必要な場合のみ影響が少ないお薬を処方させていただきますので、ご安心ください。
妊娠中にレントゲン撮影はしてもいいんでしょうか？
当院の妊産婦歯科検診では、必要な場合を除き、レントゲン撮影は行いません。診療では、問診に回答していただいた後むし歯・歯周病を重点的にチェックします。ご安心ください。
麻酔の注射は、赤ちゃんに影響がありますか？
歯科医院では主に局所麻酔を使用します。薬液の使用量が一般的な手術の麻酔と比べると圧倒的に少ないため、赤ちゃんやお母さんへの影響はほとんどございません。ご安心ください。